キャッシング

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キャッシング業界の成り立ち

皆さんは、戦前戦後の風俗を描いた映画やドラマなどをご覧になったことありますか?

戦前戦後の作品の中には、質屋に質入に出かける庶民の姿がたびたび登場します。戦前戦後の庶民にとっての金融の代表といえば質屋だったのです。質屋に質草となる着物やら家財道具やらを持ち込んで、それを担保にお金を貸してもらうというシステムです。

けれど1960年頃に日本の景気が良くなって、大量生産・大量消費の時代が来ました。そのために物品の価値が下がり、質屋でお金を借りた人が、質草を取り戻すためにお金を返そうと思わなくなって、多くの質草が質流れになりました。質屋は価値の下がった質草を抱えるだけでお金を返してもらえなくなったために、多くが廃業しました。

そしてそんな時代に、「勤め人信用貸し」と呼ばれた消費者金融が誕生しました。質草を担保に取っていた質屋とは違って、無担保無保証ですぐに融資するという、当時としては斬新な手法で評判が広まりました。三洋信販、アコム、プロミス、レイク、武富士、アイフルの前身はこの頃誕生しています。

初期の消費者金融は、一部上場企業のサラリーマンだけを対象にしていましたが、サラリーマン層が増えるにつれて対象も広がり、消費者金融は発展しました。

けれど市場が発展して各社の競争が激しくなる中で、一部悪質業者による「過剰貸付、高金利、過酷な取立て」によるいわゆる3Kが社会問題化し、サラリーマン金融、略してサラ金と呼び名を変えた消費者金融に対するバッシングが起こりました。1973年当時はオイルショックも起きたため、生活費に充てるためにサラ金を利用する庶民も増え、悪質業者の存在はとても深刻でした。

そのため法律が改正され、1983年に上限金利が年109.5%から73、0%に下がりました。

以後、金利は段階的に下がり続け、そのため多くの消費者金融が倒産しました。けれどバブル期の到来と自動契約機の導入、テレビCMの解禁を受けて、消費者金融業は再び盛り返し、利用者は一千万人を突破しました。しかしその反面、多重債務者や自己破産者も増えたため、それを受けて法定上限金利が年29.2%に引き下げられ現在に至っています。

当初の109.5%という年利を考えると現在の29.2%という年利はとても低いですが、それでも多重債務者や自己破産者は後を絶たないのが現状です。

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