全国信用情報センターに登録されているキャッシングの利用者数は、2006年5月の時点でおよそ1,600万人います。大体、就労者の5人に1人が利用者という計算になります。
その内訳を消費者金融白書で確認しますと、男性の利用者がおよそ86%、女性の利用者がおよそ14%と圧倒的に男性の利用者が多いことが分かります。
加えて性別年齢別の構成を見ますと、1位は50代以上の男性、2位は30代男性、3位は40代男性、4位は20代男性、5位は50代以上の女性、6位は20代女性、7位は40代女性、8位は30代女性という順位になっています。男女ともに50代以上の年代が、最も利用者の割合が高いことが特徴的です。
次に職業別の統計ですが、1位は販売・セールス・管理職、2位は技術、専門職、3位は事務・管理職、4位はパート・アルバイト、5位は個人経営、6位はその他職業、7位は工事・建設・製造・保安職、8位は法人経営という構成になっています。
1位に販売・セールス・管理職が入っているのは、仕事上、売掛金などが発生しますので、(商品を先に販売して、まだ代金を回収していない分を指します)回収までのつなぎ資金として、キャッシング会社を利用するケースが考えられます。また法人経営者が最下位なのは、法人経営者は通常、個人向けのキャッシング会社ではなく、銀行を始めとする法人向けの金融機関を利用するケースが多いので、キャッシング利用者としてはあまりパーセンテージを占めないものと考えられます。
最後に年収別の統計ですが、これは1位が400万~500万未満、2位が200万~300万未満、3位が300万~400万未満、4位が500万~600万未満、5位が600万~800万未満、7位が800万以上、8位が200万未満という順序になっています。
年収が一番低い200万未満が最下位とは不思議な気がしますが、これは年収が低すぎるために、キャッシング会社の方で貸付金の回収がしにくいと考え、審査が通り辛いためと思われます。
これらのデーターを総合的に見ますと、キャッシングの利用者の平均像は、販売・セールス・管理職に就いている400万~500万未満の年収の50代男性といった像が浮かびますが、それは単なる平均値に過ぎません。就労者の5人に1人が利用するキャッシングは、実に様々な属性を持った人が利用していることが分かります。
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