キャッシング

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白紙の委任状、用途の不明な書類にサインをする

申し込み時にキャッシング会社は相手の人柄を見ますが、それは単純に、真面目かどうかといった面だけを見るわけではありません。キャッシング会社では、相手にある程度以上の知識と賢さがあるかどうかも吟味します。そうでなければキャッシングの契約そのものを、相手が理解できない可能性があるからです。

そしてもし相手がキャッシングをする能力に欠けていると思えば、良心的なキャッシング会社は契約を行いません。それは禁治産者(心身喪失の常況にあるために、家庭裁判所に禁治産の宣告を受けた人)や、準禁治産者(心身耗弱者や浪費者で、家庭裁判所に準禁治産の宣告を受けた人)に貸付をしない理由に通じます。

禁治産者の財産上の行為は、後見人が法定代理人として行うことや、準禁治産者が一定の行為を行う場合、保佐人の同意がいることは法律で決められていることですから、彼らに安易に貸付をしないことは法律上当然ですが、家庭裁判所から宣告を受けていないだけで、禁治産者や準禁治産者の要素を持っている人もいるからです。

けれど良心的でない業者は、そういった宣告を受けていないけれど、少々ぼんやりした申し込み客を、何とかして顧客にする方法はないかと考えます。Fさんはそのような会社の策略に乗せられてしまった人でした。

申し込み時の受け答えの様子で、その会社に1つの計略を抱かせてしまったFさんは、契約書へのサインと共に、白紙の書類へも署名捺印を請求されました。Fさんは言われるがままに署名捺印を行いましたが、ある日Fさんの元へ、キャッシング会社から電話がかかってきました。申し込み時に署名した通り、早く連帯保証人をつけろと言うのです。

そんな書類に記憶が無かったFさんがキャシング会社に出向くと、そこには確かに、連帯保証人をつけることを確約する文面の下に、自分が署名捺印した文書がありました。ぼんやりしたFさんに貸付をして、貸し倒れになることを恐れたキャッシング会社が、白紙の書類を利用したのです。

Fさんは周囲にキャッシングの事実を隠していたのですが、連帯保証人をつける旨を確約した書類を取られていては、周囲にキャッシングを打ち明けて連帯保証人を頼むしかなく、結局多くの身内や知人に、キャッシングを知られてしまいました。白紙の書類というものは、いかようにも化けてしまうものなのです。

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